実はそこまでお得じゃない?イオンカードセレクトのデメリットと賢い使い方

イオンでのお買い物に便利な「イオンカードセレクト」は、イオン銀行キャッシュカード・クレジットカード・WAON機能が1枚にまとまった便利なカードです。しかし、よく調べてみると、意外とメリットばかりではないことがわかります。この記事では、イオンカードセレクトのデメリットや、賢い使い方について詳しく解説します。


イオンカードセレクトのデメリット① 引き落とし口座が「イオン銀行のみ」

イオンカードセレクトは、引き落とし口座をイオン銀行に限定している点が、他のカードと比べて大きなデメリットです。すでに他の銀行をメインバンクとして利用している方にとって、引き落としのためだけにイオン銀行口座を開設するのは手間に感じるかもしれません。

引き落とし口座を変更するとなると、振替手続きや資金の移動などが必要になり、普段利用している銀行をそのままにしたい方には、イオンカードセレクトは不向きな場合もあります。


イオンカードセレクトのデメリット② 還元率は意外と低い?

イオンカードセレクトのWAONオートチャージでは、チャージ時(0.5%)と利用時(イオンでは2倍で1.0%)にポイントの二重取りができる(これができるのはイオンカードセレクトのみ)ため、**合計1.5%(イオン以外では1.0%)**の還元率になります。しかし、他のクレジットカードには1.5%や2.0%の還元率を誇るものが多く、イオン系列以外での日常使いには、それほどお得ではないと感じる方も多いでしょう。

さらに、WAON感謝デーやお客様感謝デー以外の日には、他の高還元カードと比べてイオンカードセレクトは特段の優位性がなく、普通に使うには還元率が物足りなく感じるかもしれません。


とはいえ、お客様感謝デーではお得!使い分けがポイント

毎月20日・30日に開催される**「お客様感謝デー」には、イオンカードセレクトまたはWAONでの支払いで5%OFF**の割引が適用されます。この5%の割引はかなり大きく、感謝デーを狙ってまとめ買いをするなら、イオンカードセレクトやWAONは非常にお得です。


賢い選択肢:イオンカードセレクトにこだわらず、WAONカード+現金チャージの併用

引き落とし口座をイオン銀行に限定されたくない方には、WAONカード単体を発行して現金チャージを活用する方法もあります。WAONカードは単体で発行が可能で、イオンカードの引き落とし口座制限を気にせずに利用できます。

現金チャージWAONで感謝デーのみ活用

  • お客様感謝デーやWAON感謝デーなど、ポイント還元が増える特定日にWAONで支払いをすると、お得に買い物ができます。
  • 通常の買い物には、還元率が高い他のクレジットカードを使うと、効率よくポイントを貯められます。

例えば、普段の買い物には還元率1.5%~2.0%のカードを使用し、イオンでのお客様感謝デーにはWAONカードで5%OFFを利用することで、無理なくお得な買い物が可能です。


まとめ:イオンカードセレクトは感謝デー用に、普段は高還元率カードで効率的に

イオンカードセレクトはWAONオートチャージやお客様感謝デーの5%OFFが魅力的ですが、引き落とし口座がイオン銀行限定であることや、通常還元率が1.0%に留まることから、日常使いのカードとしては物足りないと感じることもあります。

引き落とし口座を変えたくない方は、WAONカードに現金チャージを活用して感謝デーだけに使う方法も検討し、普段のお買い物には還元率の高い他のカードを利用してポイントを効率よく貯めましょう。

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