北海道から石垣島へ旅行を計画する場合、直行便がないため、必ずどこかで乗り換えをする必要があります。北海道から石垣島へ10回以上行っている私が、いろいろなルートを実践してみて、乗り換え場所や最安のルート、さらには快適さを追求した方法をご紹介します。
乗り換え場所の選択肢
新千歳空港からの出発便は選択肢が多く、ほとんどの空港に発着しているのですが、問題は石垣空港。石垣島に行くための路線が限られているため、乗り換えの候補地は以下の6か所です。
- 羽田空港(東京)
- 成田空港(東京)
- 中部国際空港(名古屋)
- 関西国際空港(大阪)
- 福岡空港
- 那覇空港(沖縄)
ANAやJALを利用する場合、便数が多く、乗り継ぎはスムーズです。しかし、最安で行くにはLCC(格安航空会社)を利用することが鍵となります。そしてLCCで各空港から石垣島に就航しているのはピーチとソラシドエア(那覇石垣のみ)となります。
ピーチを使った最安ルート
LCCでは、ほぼピーチ一択となり、以下の4つのルートが利用可能です。
- 新千歳 → 成田 → 石垣
- 新千歳 → 関西 → 石垣
- 新千歳 → 福岡 → 石垣
- 新千歳 → 那覇 → 石垣
これらのルートのなかで、3と4は、新千歳からの便がそれぞれ1本しかなく、満席になることも多い路線のため、価格が高くなります。関空成田と比べると、合計金額は1.5倍ほどになります。総額が最も安くなるのが、ほぼすべての時期で、ピーチのメインの空港である関空になります。
成田乗り換えだと、新千歳→成田 1時間40分 成田→石垣 3時間40分
関空乗り換えだと、新千歳→関空 2時間10分 関空→石垣 2時間55分
疲れ方を比べると、やはり、できるだけ長時間飛行機に座りっぱなしは避けたいところ、一番1回あたりのフライトが短く、金額も安い関空乗り換えが良いという結論になります。
しかし、関西空港での乗り継ぎには注意が必要です。関空発石垣行きの便15:10発18:05着に間に合うフライトない。ANAを使えばあるにはあるが高い。LCCだとこの時間に間に合う便がないことが結構あるんです。
関西で一泊する快適プラン
関西空港でのスムーズな乗り継ぎが難しい場合、関空で一泊する方法をおすすめします。一見、手間や費用が増えるように思えますが、実際には大きなメリットがあります。
関空で一泊するメリット
- 疲れが少ない
長時間のフライトを一気にこなすより、途中で休憩を挟むことで体力を温存できます。特に小さな子供連れの場合、途中で休めるのは大きな利点です。 - ホテル日航関西空港の快適さ
関空内に直結しているホテル日航関西空港は、飛行機を降りてすぐ(歩いて10分以内)チェックインが可能。雨に濡れる心配もなく、設備やアメニティも充実しているため、移動の疲れを癒やせます。 - 翌朝の快適なスタート
翌朝の早い便で石垣島へ向かうことで、朝の光の中で現地到着が可能。真っ暗な中到着するより、明るい石垣島に迎えられる方が旅のテンションが上がります。
費用と条件
ホテル日航関西空港の宿泊費は、大人2人で約2万円以下。小学生以下の子供は、大人1人につき1人まで添い寝無料なので、家族旅行にも適しています。早朝出発の場合は朝食なしプランを選ぶとさらにお得です。
まとめ:最安と快適さのバランス
- 最安で最短のルートは関西空港乗り換えですが、スムーズな乗り継ぎが難しい場合があります。
- そんなときは、関空で一泊する方法が最もおすすめです。移動の疲れを軽減し、石垣島での旅を万全の体調でスタートできます。
北海道から石垣島への旅を快適にするには、コストと快適さのバランスを考えたルート選びが重要です。関空一泊プランをぜひ検討してみてください!
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