ルンバじゃなくてもOK!1万円台のロボット掃除機で十分な理由

時短

家の掃除って、なんかやった感もないし、誰にもほめてもらえないし、できればやりたくない家事の一つ。たぶんそう思っているのは私だけではないはず。特に子供がいると、片付けたそばから散らかして、掃除機なんてかけている暇ありません。そんな家庭の救世主、ロボット掃除機は、いまや多くの家庭で人気です。しかし、「高価なロボット掃除機じゃないとしっかり掃除ができないのでは?」と心配する方もいるかもしれません。実際には、1万円台のリーズナブルなロボット掃除機でも十分に家をきれいに保てるモデルが増えています。特に、吸引掃除に加えて「水拭き機能」がついたモデルであれば、床掃除をしっかり任せられ、フローリングを清潔に保つのに役立ちます。本記事では、価格帯別の機能の違いを説明しながら、1万円台のロボット掃除機でも満足できる理由について解説します。


価格帯別のロボット掃除機の機能の違い

まずは、ロボット掃除機を価格帯別に見て、どのような機能の違いがあるかを簡単にご紹介します。

  1. 1万円〜1万5千円台
    吸引機能がメインで、ホコリやゴミをしっかり取り除きます。水拭き機能が搭載されているモデルもあり、フローリングのちょっとした汚れを拭き取ることも可能です。ただし、動きはランダムで、部屋の隅々まで確実に掃除するわけではありません。稼働時間は60分前後が多く、アプリ連携機能はほとんどありません。
  2. 2万円〜3万円台
    吸引力がやや向上し、カーペットの清掃にも対応できる機種が増えてきます。水拭き機能も少し高精度になり、専用アプリで掃除スケジュールを設定できるモデルもあります。動きもランダムだけでなく、壁際に沿って動くパターンやジグザグに進むパターンを持つ機種が多いです。
  3. 4万円以上
    吸引力がさらに強化され、複数のセンサーによって部屋のレイアウトをスキャンし、効率的に掃除する「マッピング機能」を備えています。また、自動でゴミを収集する機能を持つものもあり、長期間ゴミを捨てる手間を省けるのが特徴です。スマホ連携による遠隔操作や、音声アシスタント対応も一般的です。

1万円台で十分!水拭き機能付きロボット掃除機の魅力

1万円台のロボット掃除機は「とにかくシンプル」で、必要最低限の機能が整っています。吸引機能と水拭き機能を両立させているため、フローリングを重点的に掃除したい家庭にぴったりです。3000Paくらいの吸引力があれば、十分きれいにしてもらえます。吸引によって髪の毛やホコリを取り除き、水拭き機能で軽い汚れまでしっかり拭き取ってくれるので、家全体を手軽にきれいに保てます。

水ぶきも、高機能掃除機のようにごしごし、頑固な汚れを取ってれるようなことはできませんが、子供の汗たっぷりの足跡やちょっとした汚れはきれいになって、サラサラの床を常に保てます。充電も自分で勝手にしてくれるので、気が付いたらスイッチを押すだけ。本当に簡単に掃除ができます。

また、リーズナブルなモデルのため、初めてロボット掃除機を購入する方でも気軽に試せるのがポイントです。複雑な機能は少なく、「電源ボタンを押して放置するだけ」といったシンプルな使い方ができるため、家電が苦手な方でも扱いやすいです。アプリと連動させるのが逆に面倒な人には、十分です。


子供の片付け習慣にも効果的

ロボット掃除機があると、子供の片付け習慣にもひと役買ってくれるという、思わぬ利点もあります。子供が部屋を散らかしているときに「おもちゃを出しっぱなしにしているとロボット掃除機が動けなくなるよ!」と伝えると、掃除機の邪魔にならないようにと、子供が積極的に片付けるようになります。うちでは掃除機に名前を付けて、動けなくなったら、助けてあげてというと、かいがいしくお世話してました。特に小さな子供の場合、「ロボット掃除機が来たら、おもちゃが吸い込まれちゃうかも!」と少し遊び心を交えて伝えると、楽しみながら片付けをする習慣が身に付きやすくなります。

また、「掃除機は何時になったらお仕事始めるよ」と伝えれば、まるで魔法がかかったように子供が片付けをしてくれるので、親としても手間が省けます。こうした習慣が自然と身に付くと、部屋が散らかりにくくなり、ロボット掃除機もスムーズに動いて掃除の効果がより高まります。


1万円台ロボット掃除機のデメリットも工夫でカバー

もちろん、1万円台のロボット掃除機にはいくつかのデメリットもあります。例えば、高価なモデルにはよくある「自動ゴミ収集機能」がないため、掃除のたびに溜まったゴミを自分で捨てる必要があります。しかし、ゴミ箱を取り外してゴミを捨てるときに、たくさんのホコリや髪の毛が取れているのを目で確認すると、「これだけ取れたのか!」と達成感も味わえます。日々の掃除効果が目に見えることで、ロボット掃除機がきちんと仕事をしているのを実感できるのです。

また、ルートがランダムで効率的な動きではないため、掃除の精度にややばらつきが出ることもありますが、毎日こまめに動かすことで部屋全体がしっかりと清潔に保てます。フローリングの掃除やホコリの除去には十分な効果があり、「ちょっとの掃除でも十分助かる」と感じることが多いでしょう。こまめにほこりをとる習慣ができると、テレビの上や棚の上などのほこりも格段に減って、床以外の掃除もとても楽になります。

高機能掃除機にはある、マッピング機能については、禁止区域(トイレやお風呂場など)を指定できるのですが、これはドアを閉めていればいいので、全く問題ありません。


まとめ:リーズナブルなロボット掃除機で家事から解放されよう!

1万円台で購入できる水拭き機能付きロボット掃除機は、シンプルながらも家庭での掃除に十分役立つ優れたアイテムです。特に「掃除機にこだわりたいわけではないけど、床は常に清潔にしておきたい」という方や、初めてロボット掃除機を導入したいと考えている方におすすめです。吸引と水拭きの両方の機能で、毎日少しずつ家中の汚れをきれいに取り除き、床が清潔に保たれることで、快適な生活空間を維持できます。

また、ロボット掃除機はお子さんの片付け習慣にも影響を与え、家族全員が片付けを意識するきっかけにもなります。機能がシンプルだからこそ、手間も少なく使いやすい1万円台のロボット掃除機で、気軽に掃除から解放されてみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました